2023.08.30
税理士を選ぶ際には、慎重な検討が必要です。良い税理士は財務や税務の専門家であり、あなたのビジネスの良きパートナーとなります。逆に選び方を失敗するといつも不満を抱えてストレスをためたり、知らない間に多めに税金を払っていたりします。税理士の変更は気軽にできることではありませんので、次の税理士を検討する場合の「選び方」が非常に重要です。今回は税理士の変更する場合の「選び方」をChatGPTと会話しながら解説してみたいと思います。
「税理士の選び方」をChatGPTに聞いてみました。すると10項目の視点をあげてくれました。思った以上に的確なように思います。もちろん的外れな部分もありますので、修正を加えながら私の考えをお伝えしていきますね。後編として⑤~⑩をお伝えします。前編はこちら
【ChatGPT】税理士とのコミュニケーションが円滑かどうかを確認しましょう。税務や財務の問題は複雑ですので、税理士との効果的なコミュニケーションが重要です。
【タクスリー】ChatGPTでは、さらっと五番目にきています。私なら一番にします。税理士選び方ではこの部分が最も重要だと考えるからです。コミュニケーションといいますか、相性といいますか、フィーリング?といっても良いです。会計や税務に関する処理は非常に複雑で専門的です。ですから最後は税理士に任せるしかありません。任せるにあたっては、経営者と税理士の信頼関係が基礎となります。日ごろの対話を通して、経営方針、納税意識、リスクマネージメントの考え方を一致させることができて、初めて信頼して処理を任せることができます。
相性は、それぞれですから、自身に合う税理士をフィーリングで感じ取ってください。ご自分が大切にしていることと、税理士が大切にしていることが一致することがベストです。そんなに深く考えなくても「わかりやすいなぁ」「話しやすいなぁ」と感じるかどうかです。自分が質問したことに、真っすぐ答えが返ってこない。なんだかはぐらかされたような気になる場合は、相性が悪いです。税理士に対する不満は後から解消することが難しいですので、注意が必要です。
【ChatGPT】あなたのニーズに合ったサービスを提供できる税理士を選びましょう。所得税の申告から法的なアドバイスまで、幅広いサービスを提供できる税理士が望ましいです。
【タクスリー】税理士の選び方としては、当たり前ですね。幅広いサービスという意味では、他士業との連携は確認して方が良いかも知れません。大切なことは「ニーズ」が何かを明らかにすることです。士業が最も困る事は「いろいろ教えて下さい」「何か気になる事があったらアドバイスください」といった漠然とした依頼です。お気持ちはわかりますが、何を必要としているかをハッキリさせて頂くことで、必要な税理士像も明らかになるはずです。
【ChatGPT】税理士は専門倫理規定に従うべきです。倫理的な標準を遵守する税理士を選びましょう。
【タクスリー】少々、意味不明な回答ですね。もちろん守秘義務を守れない、脱税を指南するといった税理士は論外です。あんまりいないと思います。ただ節税と脱税の間に明確な境界線はありません。あまりに四角四面の保守的な税理士とは、付き合いにくいんじゃないでしょうか。税理士に聞いても、税務署に聞いても、答えが同じなら税理士は要りませんよね。税務署では無料で教えてくれます。
【ChatGPT】最終的に候補者を選ぶ前に、面談を行いましょう。面談を通じて、税理士のスタイルやアプローチを理解し、相性を確認できます。
【タクスリー】当たり前です。必ず実際に会ってみて下さい。できれば事務所に行ってみることが良いと思います。職員さんの雰囲気や事務所の規模もわかります。少し大げさですが、顧問契約は社長と税理士の結婚みたいなものです。相性やフィーリングも会ってみないとわからないことが多いかと思います。一度もあったことのない人と結婚しないですよね。あっ最近は会わずに結婚もあるとか、ないとか(笑)
【ChatGPT】最終的な税理士を選んだら、契約を書面でまとめてください。契約にはサービス内容、料金、期間などが含まれるべきです。
【タクスリー】口約束ではダメですよね。契約書はきちんと確認しましょう。というか契約書もない税理士事務所とは契約しない方がよいでしょう。
【ChatGPT】税理士の仕事を定期的に評価し、あなたのニーズに合ったサービスを提供しているかどうかを確認しましょう。必要に応じて変更を検討することも大切です。
【タクスリー】そうですね。でも税理士の変更って本当に大変です。できるだけそうならないように相性の良い税理士を探してください。税理士の変更を考える時は、こちらのblogを参考に。
ChatGPTに頼ったために少し冗長になってしまいました。まとめとして、私の重要だと思う税理士の選び方として視点を三つ上げます。
①相性:話しやすいか、納得できるか、会話が成立しているか、考え方が一致するか
②経験:実務経験年数、業種に対する理解、税理士資格の取得方法、試験合格科目
③料金:明記しているか、相場どおりか、追加料金の範囲、訪問の有無、依頼したい業務は明確か
話しの途中で結婚の話しがでましたね。結婚経験のある方ならわかると思います。決める時は「思い切り」が大切です。そして良い関係を維持していくには「お互いの努力」も必要ですよね。この税理士となら努力を積み重ねていけると思うなら、GOではないでしょうか。
Facebookページ:https://www.facebook.com/taxleejunhee
Google口コミ:https://g.page/r/CYlRWs2DGb7MEAI/review
Twitter:https://twitter.com/leejunhee930