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月刊taxLeeバックナンバー

【月刊taxLee Vol.16】

2024.08.26

2024.8.25発刊

【ごあいさつ】

みなさん、こんにちは。月刊taxLeeです。台風10号が日本を縦断する予報です。外出予定のある方、低地にお住まいの方、ご注意下さい。もし被災した場合の税務について簡単にまとめました。

【今月のトピック】

・被災した場合の税務対応

・よくある節税対策「決算期の変更」

・当面の経理業務

・経営アドバイス占い ※chatGPT監修

【被災した場合の税務対応】

事業経営を継続する中では、災害にあうことも想定されます。被災した場合には様々な税務上の特別処置が準備されいます。一例を下記にあげてみますので、参考にしてください。

①災害により滅失・損壊した固定資産(建物・備品等)や棚卸資産(商品)を費用として処理できます。

②従業員や取引先に対して災害見舞金品を支払ったばあいは、一定の要件のもとで交際費等ではなく費用とすることができます。

③災害による損失については、青色申告書を提出していなくても、法人で7年間、個人事業で3年間の損失を繰越できます。

④災害復旧のために従業員に無利息・低利で融資を起こった場合、法人側でも通常の利息相当額に課税されません。また、個人側でも受けた利益に課税されることはありません。

⑤各種税金の申告期限が延長される場合があります。

⑥個人の方が災害・盗難・横領による損害を受けた場合には、雑損控除として所得控除を受けられます。

※詳しくは国税庁HPを参照してください。

【よくある節税対策「決算期の変更」】

突然の大きな利益!不動産業や卸売業の方に見られます。高額な物件の取引や破格の利益が取れる商いにより、桁違いの売上=利益が生じた場合には緊急対応が必要です。そんな時に緊急避難的に行う対策が「決算期の変更」です。例えば3月決算法人が1月に突発的な大きい利益が出た場合です。

通常ですと3月が決算期ですので、1月から3月までの二ヶ月で、何らかの対策を行う事となります。たった二ヶ月しかありません。ここで決算期を前年12月に変更したとします。すると1月の取引は来期の取引となりますので、税務対策を1年間かけて行う事が出来てしまいます。

もちろん決算期を変更する理由が節税対策という訳にはいきません。ただ決算期自体は、法人で自由に決定できます。特に登記の変更も必要ありません。株主総会を開催するだけです。決算期変更した場合、変更前の事業年度が短くなります。さまざまな税務上の工夫も必要となります。必要ならご相談ください。

蛇足ですが3月や12月決算法人の方は決算期の変更をご検討下さい。通常、税務行政も税理士事務所も夏~秋の期間が閑散期です。この期間を狙って決算を組む方が手厚いサービスを期待できますよ。

【当面の経理業務】

○社会保険料の標準報酬月額の変更をチェックしてください。随時改定分8月から定時改定分10月から変更となります。

○労働保険料の自動引落の方、9/6が納付日です。

○定額減税処理が複雑で住民税にミスが多いようです。特別徴収額を再チェックしてみて下さい。

【経営アドバイス占い ※ChatGPT監修】

9月は秋の始まりであり、ビジネスにも新たな展開が期待される時期です。経理と税務を上手に管理しながら、楽しくビジネスの成長を支えてください。実りのある秋を迎えましょう!

○ A型

9月、ビジネスの秋の始まりです!経理はビジネスの新学期の先生として、数字の授業をしっかり進めましょう。収益のテストは100点満点を目指し、経費の宿題は早めに片付けましょう。税金の授業参観も抜かりなく、ビジネスの成績アップを狙いましょう!

〇 B型

9月、ビジネスの収穫シーズンが到来です!経理はビジネスの農家として、数字の作物を丁寧に収穫しましょう。利益のリンゴを完熟させ、経費の雑草は早めに刈り取りましょう。税金のかぼちゃも忘れずに収穫し、豊作の秋を楽しみましょう!

〇 O型

9月、ビジネスのスポーツ大会が始まります!経理はビジネスのコーチとして、数字のチームを鍛え上げましょう。売上のリレーでバトンを繋ぎ、経費の障害物競走では無駄を避けてゴールを目指しましょう。税金のハードルも軽々と越えて、ビジネスの勝利を勝ち取りましょう!

〇 AB型

9月、ビジネスの文化祭シーズン!経理はビジネスの文化祭の実行委員として、数字の展示をしっかりと準備しましょう。利益の作品を輝かせ、経費の予算内で楽しいイベントを企画しましょう。税金の舞台発表も成功させて、ビジネスの秋を華やかに彩りましょう!

毎月25日発刊、月刊taxLee第16号でした。本メルマガの転載・転用・引用はご遠慮ください。

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