2024.07.12
2024.5.25発刊
みなさん、こんにちは。定額減税の運用開始が迫ってきました。
制度が複雑ですし注目度も高いですので、社内で給与計算されている方はご注意ください。
・定額減税、ここを気を付けて
・「えるぼし」&「くるみん」で審査加点と金利優遇を
・当面の経理業務
・経営アドバイス占い ※Copilot監修
話題の定額減税が6月から開始します。制度の大枠については、国税庁のHPをご確認ください。ここでは給与計算担当者の方が最低限、気をつけなければならないことに絞って解説します。
・16才未満の扶養者がある:扶養控除なし、減税あり
・本人の所得が1000万円以上1805万円以下で、控除対象の配偶者がある場合:配偶者控除なし、減税あり
・配偶者特別控除を受ける場合、配偶者分の減税なし
・扶養者・配偶者が海外在住場合、減税なし
本人の所得が1805万円以上(給与収入2000万円以上)の方は、定額減税の対象となりません。扶養者分も定額減税できません。この場合、本人で扶養控除を適用し、扶養者分の定額減税は、配偶者側で受けることが可能です。
この機会に給与計算を外注してしまう事もご検討下さい。
えるぼし(女性活躍推進企業)、くるみん(子育てサポート企業)の認定制度をご存じですか?どちらも厚生労働省が認定する制度です。これらの認定を受けることで、以下のようなメリットがあります。
-2024年度以降の賃上げ税制で控除額がアップ
-各種助成金や補助金の採択において加点処置
-政策公庫からの一部借入金に金利優遇
-様々な公共調達(経営事項審査など)で加点処置
-企業の社会的イメージの向上
認定を受けるための要件は厳しいようですが、女性活躍や子育てサポートは今後も社会的課題としてクローズアップされていく事が予想されます。優遇制度も今後、拡充する可能性があると思われます。
〇4~6月給与が社会保険標準報酬月額の決定対象です。
〇6月からの定額減税に向けて社員の扶養者の方を 再度、ご確認ください。
〇6月から個人住民税の納付が開始します。定額減税の影響もありますのでご注意ください。
○ A型
着実に計画を進め、信頼を築いていきましょう。新しいアイデアを取り入れて、柔軟に対応しましょう。
〇 B型
チャレンジ精神を活かし、新たな分野に挑戦が◎。リスクを恐れず、柔軟に変化に対応しましょう。
〇 O型
大らかな視点で経営を見つめ、冷静に判断。自分の強みを活かして、効率的に進めましょう。
〇 AB型
クリエイティブなアイデアを大切に。人との協力を重視し、柔軟に調整しましょう。
毎月25日発刊、月刊taxLee第13号でした。
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