2023.11.25
2023.9.25発刊
みなさまこんにちは。インボイスの準備は整いましたか?今号は期限ぎりぎりとなった「インボイス」と「ふるさと納税」の話題です。10月より制度変更となりますので、直前チェック必須です。
・インボイス対応の最終チェック項目
・よくある節税対策「急げ!ふるさと納税」
・10月の経理業務
・経営アドバイス占い ※ChatGPT監修
来月(10月)から消費税のインボイス制度がスタートします。インボイス発行、記載事項、書類保存、帳簿要件などなど、完全に対応することは大きな負担が伴います。ここでは受取るインボイスについて必要最低限の事項に絞って実務的に重要と思われる事項を簡略にお伝えします。
※完全に法令準拠したご案内になっていません。実務上、最低ラインととらえて下さい。
完全対応は、国税庁Q&Aでご確認ください。
①受取るインボイスを無視して良い事業者
「簡易課税の事業者」と「免税事業者であったにも関わらずインボイス登録により課税事業者となった事業者」は、インボイスの受取を無視して大丈夫です。これらの事業者は売上のみから消費税額を計算します。
②インボイスが必要のない支払・仕入
下記の支払いについてはインボイスが無くても大丈夫。これまで通りの処理で消費税の控除が可能となります。
-小規模事業者(※)による税込1万円未満の支払い
※二期前の課税売上1億円以下の事業者などのみ
-3万円未満のバス・電車・船・自動販売機での支払い
-切手、社員の通勤費・日当・出張費・宿泊費
-不動産業及び古物商の方の仕入(棚卸資産に限ります)
③インボイスを発行してくれるかどうかのチェックを!
上場企業や大会社がインボイスを発行しないことは、現実的には考えられません。大会社は一旦無視しましょう。インボイスの発行有無を確認すべき支払い相手は、「非事業者(個人)」「個人事業主」「小規模な法人」のみです。具体的には、個人からの駐車場賃貸・小規模な飲食店・個人事業主への外注・役員への家賃支払・メルカリ・ヤフオク・などとなります。これらの支払先についてはインボイスをもらえるかどうかチェックしましょう。
④会計ソフトへの入力を確認しましょう
社内で会計ソフトに入力されている場合は、インボイスを発行しない免税事業者への支払いについて、入力方法を変更する必要があります。ソフト会社・税理士事務所に入力方法を確認しましょう。
ふるさと納税をされる方、お急ぎください。10月以降は制度が変更となりますので不利になります。ふるさと納税は一言でいえば「2000円で返礼品をもらえる制度」です。払った税金(寄付金)は、翌年の所得税・住民税から控除されます。所得税を多く払っている方ほど有利な制度となっています。
この制度、返礼品等について寄付金額の50%と枠があります。これまでこの50%枠の中にふるさと納税サイトの手数料等が含まれていませんでした。しかし手数料が「込み」に変更されます。10月から返礼品が少なくなる、または寄付金額が高くなる見込みです。2000円の負担で済む寄付金の範囲は決まっていますので、インターネットサイトや税理士に確認してみて下さい。
【10月の経理業務】
〇社会保険の標準報酬月額の変更
9月分の社会保険料標準報酬月額が変更になります。多くの会社では10月給与から社会保険料の控除額変更です。
〇最低賃金変更について
10月から適用となりますので、再度ご確認ください。
・兵庫県1,001円 ・大阪府1,064円
・京都府1,008円 ・東京都1,113円
参考:厚生労働省
〇インボイス制度への対応を
発行するインボイスの記載事項チェック及び仕入先・支払先のインボイス登録状況をご確認ください。
〇 A型
10月はビジネスで新しいことに挑戦する絶好の月です。思い切って新しいアイデアを取り入れてみてください。どんな困難も、A型の堅実さと忍耐力で乗り越えることができます。さあ、チャレンジの秋です!
〇 B型
10月はあなたの洞察力が光ります。ビジネスの分析や戦略立案において、鋭い観察眼を活かしましょう。また、ユニークなアプローチを試す勇気を持ち、ビジネスに新たな風を吹かせましょう。
〇 O型
10月は資源の有効活用にフォーカスしましょう。無駄な出費を抑え、資産を増やす計画を立てる絶好の機会です。また、ビジネスの安定を保つために、チームとの協力を大切にしましょう。
〇 AB型
10月はクリエイティビティが爆発する月です。斬新なアイデアやプロジェクトに取り組むことで、業界で注目を浴びるチャンスがやってきます。アイデアが実を結ぶ秋、準備を整えておきましょう!
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