2024.10.08
外国語対応についての質問を受けることがあります。結論から言いますと「対応しています」。ただし日本語しか話せない私にできることは、自動翻訳を利用した対応です。(実は韓国語を勉強中なのですが、この場では割愛しますね。)実は日本に事業のために入国する外国人が大幅に増えています。2023年で5000人以上の方に「経営・管理」ビザが発給されているようです。統計はこちらで確認できます。
弊所での外国語対応は年初から始まりました。決して意図して準備していたわけではありません。発端は中国の方からの突然アポイントメントです。この方がインターネットの情報を頼りに事務所を訪れ、スマートフォンを使った中国語対応が始まったのです。「你好(ニーハオ)」さえ発音に自信のない私です。すぐにスマートフォンの同時通訳機能を起動し、交互に会話を重ねていきました。すると、お互いに思ったよりも正確かつスムーズに意思疎通できることに気付き始めたのです。Google翻訳の優秀な機能には中国人も舌を巻いていました。(ぜひ試してみて下さいGoogle翻訳)
2時間程度の面談はとんとん拍子に進み、正式な顧問契約を結ぶことになりました。面談では日本で法人を立ち上げた経緯や事業内容の聞取りから始まりました。そして日本の税金制度、法人運営や社会保険対応、顧問契約の業務詳細について説明できました。同時にそれらの業務に対する報酬についても理解を頂きました。普段なら1時間弱で済む話ではあります。しかし、このような込み入った内容を、すべて自動翻訳で意思疎通できたことは驚き以外の何物でもありませんでした。
現在タクスリー税理士事務所では、全く日本語の話せない顧問先がこの方を含め3件あります。英語対応が2件、中国語対応が1件です。面談時はスマートフォンの自動通訳機能を使用しております。実務的な連絡は翻訳サイトを利用してメールかチャットツールを使っています。先方も翻訳機能を駆使しますので、日本語のメールやチャットも理解可能です。
このような訪日外国人からの依頼についても、積極的にお受けしていきたいと考えています。外国人の方については、在留許可・社会保険・税金などの面で一般の日本人とは違いが多くあります。特殊な対応についても少しずつノウハウが溜まってきました。全て自動翻訳機を使った対応ではありますが、興味ある方はご連絡ください。試しにこのブログも自動翻訳を使って、英語と中国語、韓国語に変換して公開してみようと思います。
※外国語対応については、過去のメルマガにも少し書いてみました。