2023.06.01
みなさまこんにちは、タクスリー税理士事務所の李（イ）です。多くの方に支えられまして、とうとう税理士として開業して1周年を迎えることとなりました。ありがとうございます。
昨年は年明けから開業前日の5/31まで、前事務所に勤めながら、夜は開業準備を重ねていました。今から振り返ると、このころが一番忙しかったです。昔と違って「独立しても食えない税理士」が多いといいます。そのせいか周りからの不安げな視線が痛かったです。恐らく自分が一番不安だったので、そんなふうに感じたんでしょうね。そんな目に見えない不安感に潰されないよう、根拠なき自信を糧に開業に漕ぎつけたのでした。結果的には多くの方から顧問契約を頂きました。今では顧問先も30件に迫っています。昨年末には新戦力の所員を獲得できました。幸いにも事務所の運営はなんとか軌道に乗ってきたように思います。
ご契約いただいた方、ご紹介いただいた方、そして水面下で応援いただいた多くの方、本当に感謝しかありません。再度、お礼を言いたいです。ありがとうございます。
開業前に「どんな事務所にしようかな～」といろいろ考えていました。「業種に特化しなくちゃ！」とか「ＩＴ化は必須だろう」などなどです。プランもまとめましたし、ホームページにもいろいろ書きました。ただ結局は目の前の仕事を頑張るだけで1年がすぎました。ふたを開けてみると非常に幅広く、何にでも対応する事務所になっています。ご契約頂いた方も多様です。少し紹介しますと、
『業種』：卸売・古物・繊維・飲食・建設・医療・介護・福祉・貿易、、、
『形態』：個人事業・株式会社・合同会社・ＮＰＯ・協同組合・社会福祉法人、、、
などなどいろんな業種や形態の方からお声かけ頂けました。
業務内容も会計チェックや給与計算、申告書の提出だけでなく、顧問先の請求書発行や振込データ作成からネットバンクの設定まで、本来は社内の総務部が行うような業務もこなしています。ご依頼頂いた一つ一つのお仕事について、精一杯対応しているって状況です。
とは言いましても1年が経ってみると、自然と事務所の特徴みたいなものが明らかになってきたように思います。
といったところです。「顧問先は在日コリアンが多いでしょ？」とよく聞かれます。これは意外に思われますが、実は顧問先のほとんどが日本の方です。もちろん韓国人の友人・知人は多くいますし、実際に何件か顧問先になって頂いてもいます。ただ数えてみると20％ぐらいなんですよね。顧問先の80％は日本の会社です。
三つ目の「アナログなお付き合い」っていいですよね。私は大好きです。どれだけＩＴ化が進んでも、オンラインで物事が解決しても、やっぱり顔と顔を突き合わせて、お酒でも飲んで、人間と人間の触れ合いの中で生きていきたいです。日常業務は徹底的に効率化して、浮いた時間をアナログな人間関係に使っていきたいと考えています。そういう意味では「フィーリングを大切に」という弊所のフレーズは、思い付きでしたが当たっているように思います。
当面は継続して顧問先の獲得と日常業務の効率化を進めていくつもりです。一定の規模になれば事務所に余裕もできます。すると顧問先に対して積極的な提案ができますし、特殊な業務の依頼にも応えられます。所員ももう少し増やして、ゆくゆくは専門分野も作っていきたいと考えています。ただこれまでは「既存の人間関係」を利用した業務拡大でした。今後は事務所自体の強みを前面に押し出していく方向で、顧問先に選ばれる事務所になりたいと思います。「税理士の『変更』に特化した税理士事務所」がキーワードです。→かえたいプラン
合わせて税理士業務にこだわらない収益軸をもう一つ探していくつもりです。ＡＩに仕事を奪われることを恐れているわけではありません。ただ「税理士資格」に守られた空間にいつまでも甘えていたくないという思いがあります。それが出版なのか、コンサルティングなのか、YouTubeデビューなのか、不動産投資なのか、まだ定まってはいません。一年間かけて探していくつもりです。理想は海外進出なのですけれど、英語は全くダメです。韓国語も片言ぐらいしかできません。悩ましいです。良い案があれば教えて下さい(^^)
なにはともあれ、二年目に突入したタクスリー税理士事務所を、これからも暖かく見守ってください。そして応援してください。最後は「社会に貢献する税理士」となって多くの方に恩返しします。お近くにお越しの際は、ぜひ事務所を覗いてください。（地図）これからもよろしくお願いいたします。
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