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月刊taxLeeバックナンバー

【月刊taxLee Vol.19】

2024.11.28

2024.11.28発刊

【ごあいさつ】

やっと山が色づいてきましたね。今年の夏は暑かった。ところが今冬はラニーニャ現象の影響で寒いようです。体調管理に気を付けて、忙しい師走を走り抜けましょう。

【今月のトピック】

・役員賞与の設定と受取のポイント

・当面の経理業務

・経営アドバイス占い ※chatGPT監修

※事務所News「約束手形の期間短縮」

【役員賞与の設定と受取のポイント】

ご存じの方も多いと思いますが、法人の役員でも、一定の要件を満たせば賞与を受取ることができます。この役員賞与を利用した節税対策を実行している方、多いと思います。多くの方は決算月の末頃に、役員賞与を設定し、黒字なら受取、赤字なら受取らない、といった判断をしているのではないでしょうか?

この役員賞与を受取るか、受取らないかの判断基準です。役員賞与を受取った後の法人の利益が1000万円を超えるようなら、受取って頂いて大丈夫だと思います。問題は受取後の利益が1000万円を下回るような場合です。この場合は、

  1. 役員賞与に係る所得税・住民税・社会保険料の合計
  2. 受取らない場合の法人税の負担

を比べてみれば、恐らく①の方が大きくなります。多くの中小企業は役員=オーナーですので「①個人の税負担」と「②法人の税負担」は短期的な観点からすると同一です。つまり法人で利益が出ていたとしても役員賞与を受取らない方が良い場合があります。

特に役員から法人への貸付がある場合は、役員賞与を受取らず、法人から役員への返済を優先した方が有利となります。逆に法人から役員が借り入れをしている場合は、役員賞与を受取って役員から法人への返済を優先してください。

※この話題、多くの条件やパターンがありますので、実際には必ず専門家に相談して下さいね。

【当面の経理業務】

〇年末調整のご準備を

 年末調整に向けて社員の前職・住所・扶養を再チェック

 特に外国人の扶養者がいる場合はチェックが複雑です。

○確定申告のご準備を

 小規模事業共済・倒産防止共済は年内支払分が控除対象です。

 土地・建物・金融商品等の売却で利益のある方

 9月以降の医療費の領収証は必ず保管を

〇法定調書作成のご準備を

 2024年中の以下のような支払についてまとめておきましょう

 -不動産業者への仲介手数料

 -源泉所得税の発生する報酬(士業・外交員など)

 -土地や建物の購入

【経営アドバイス占い ※ChatGPT監修】

12月は締めくくりと新しいスタートへの準備が交差する、特別な季節です。数字を丁寧に扱いながら、1年の成果を美しくまとめ、次のステップに向けて心躍るような準備を整えましょう。ホリデーシーズンの華やかさを楽しみつつ、ビジネスの未来も彩る月にしてください!

○ A型

12月、ビジネスもホリデーシーズンに突入です。経理はビジネスのクリスマスツリーの飾り付け役として、数字のオーナメントをバランスよく配置しましょう。売上のスターをツリーのてっぺんに輝かせ、経費のリボンでコストを美しくまとめましょう。税金というプレゼントもきちんと包んで、ビジネス全体を華やかに演出しましょう!

〇 B型

12月はビジネスのパーティーシーズン!経理はホリデーパーティーのプランナーとして、数字のテーブルセッティングを丁寧に整えましょう。利益のシャンパンタワーを美しく積み上げ、経費のキャンドルでムードを演出しましょう。税金という招待状も忘れずに送り、素敵なフィナーレを迎えられる準備を整えましょう

〇 O型

12月、ビジネスはウィンターワンダーランドの装いです。経理はスケートリンクの整備士のように、数字のリンクを滑らかに磨き上げましょう。利益の雪だるまを大きく作り、経費の氷のツララを削ぎ落としてクリアにしましょう。税金の氷結は溶けないうちに処理して、ビジネスを安心して滑走できる状態に整えましょう!

〇 AB型

12月はビジネスのシネマシーズンです。経理はビジネス映画の監督として、数字というシナリオを魅力的に仕上げましょう。利益の主役にスポットライトを当て、経費のエキストラはうまく抑えめに演出しましょう。税金のクレジットタイトルもきちんと流して、ビジネスという名作を完璧に締めくくりましょう!

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