
2025.10.26
2025.10.25発刊
顧問先から相談を持ちかけられることがよくあります。経営者はいつも悩み、判断を迫られます。私は決まって積極的な判断を後押ししたいと考えています。リスクを取って前に進む姿が好きなのかもしれません。弊所も11月から5人目のメンバーが入所予定です。さらに業務の幅を広げ、質・量ともに拡充してまいります。
【今月のトピック】
・銀行融資を意識した経営(第1回)
・税理士が逮捕!?社労士業務との境界とは
・当面の経理業務
・経営アドバイス占い ※perplexity AI監修
※事務所news「インボイスを続ける?止める?」
【銀行融資を意識した経営(第1回)】
今号より数回に分けて銀行融資について書いてみます。企業経営と銀行融資は切っても切れない関係にあります。弊所でも融資を受けていない顧問先はほとんどありません。ただ計画的に融資を受けている方が少ないことも事実です。
まずは複数の金融機関とお付き合いすることをお勧めします。融資額や利息、借入期間について一定の基準がありますが、やはり銀行ごとに違いがあります。そして競争もあります。「いつもお世話になっている●●信金だから」という理由で融資を一行からのみ受けるのは非常に危険です。意外に他の金融機関に打診してみると、利息を下げたり借入期間を延ばしたり出来る場合があります。
また、融資の実行は支店長の性格やその金融機関の方針でも変化しますので、タイミングが悪いと必要な時期に融資を受けることが出来ない場合もあり得ます。常に複数の金融機関と同時に融資を受けることを模索して下さい。またすでに複数の金融機関とお付き合いがある場合は、融資にあたって「合い見積もり」を取るように心がけましょう。
必ず競争原理が働きますので、融資条件が変化します。
【税理士が逮捕!?社労士業務との境界とは】
先週、税理士業界にとって衝撃的なニュースが飛び込みました。
「無資格で社労士業務疑い、大阪 税理士、行政書士を逮捕(共同通信)」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8df58ff61fe1fdd6d3951458b3db125194192ac
社労士業務を無資格で行ったとして税理士が逮捕されました。
他の報道もチェックしてみますと労働保険の年度更新事務を税理士法人が受託し、書類作成と提出を行ったためのようです。私の知る範囲でもこのような社労士業務を受託する税理士は多数存在し、逮捕という事態は想定外でした。恐らくは事前に注意や警告があり、それらを無視して業務を継続したため逮捕にまで至ったと考えられます。
今後、社労士と税理士の境界にある業務については慎重な対応が必要になることでしょう。社労士業務となる社会保険・雇用保険関連の届出、提出、税理士業務となる年末調整や法定調書、納付書の作成など業務の依頼先の選定に注意が必要となります。気軽に社会保険業務を顧問税理士に依頼した結果、顧問税理士が逮捕されてしまっては大変です。
※弊所は社労士事務所を併設していますのでご安心下さい。
【当面の経理業務】
○年末調整のご準備を
今年から大学生の扶養要件が変更となります。その他、前職の源泉徴収票、住所変更、扶養の変更、 事前にチェックを進めておきましょう。
○算定基礎届で社会保険の標準報酬月額が変更になった方は、10月支払い分から変更となります。
○医療費控除のある方、領収書を残してください。協会けんぽから届く「医療費のお知らせ」は8月分までしか記載されません。9~12月分は、領収証で確認して確定申告します。

○A型
年末モード突入で段取り力が光る月。会議も経理も一発でキメる整然パワー全開!ただし完璧主義が暴走気味。たまには「まあいいか」で人間味を見せて信頼UP。
○B型
発想力が冴える11月。直感で動くと意外なヒット案が生まれそう!周囲に驚かれても「それが個性です」で押し切ってOK。あなたの自由さが社内の空気を変えます。
○O型
人脈強化の季節。「久しぶりの一言」が思わぬ商談へ繋がることも。パワフルなあなたですが、頑張りすぎて空回り注意。笑いと温かさで人の心をつかみましょう。
○AB型
冷静な分析力が冴え渡る秋。数字も戦略もあなたの味方です。同時にユーモアセンスも上昇中。ミーティングでの一言ジョークが場を和ませ、「頼れる賢者」感が倍増!
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